助産師がサポートする自然分娩、産後ケアのクリニック
【午前】9:00~12:00
なないろもあバースクリニックでは自然分娩ご希望の方でローリスクの方の分娩をお引き受けすることが可能です。
元来女性には産む力、胎児には生まれる力があります。
女性と胎児は太古の昔からそのお互いの力で脈々と命を繋いできました。その中では多くの命が失われてきたことも事実です。現代社会では医療の進歩により、多くの命が助かるようになりました。
自分らしい出産を考えたときに、このような医療の進歩の恩恵を受け出産するのもいいでしょう。
また、自然な営みである自然分娩を選ぶこともいいでしょう。
もあのスタッフは、「自分らしい出産」を考えたときに、自然分娩をしたいと思われる方に寄り添いたいと考えています。
自然分娩は人間自身が持つ本来の生理的な機序のいとなみです。その自然ないとなみである自然分娩において、助産師を始めとする寄り添う人がいることで、異常の少ない分娩となることがわかっています。
妊娠中から多くの関わりを持った助産師や家族に囲まれ、お風呂に入ったり、自由に体を動かしたりしながら、出産までの時間をリラックスした雰囲気の中で過ごしていきます。自分自身の体の中で起こるダイナミックな変化を感じながら出産に臨んでいただきたいと思います。
しかし、経過中に何があるかわからないのも出産です。なないろもあバースクリニックでは、なないろレディースクリニックの医師やスタッフとも協力体制をとり、緊急時にはチームで対応できるようにしています。
私たちスタッフは、お子様の人生のスタートの時間をご一緒に過ごさせていただくことに感謝しながら、寄り添い、見守ってまいります。
妊娠中は、医師が行う妊婦健診・助産師が行う保健指導を毎回受けていただきます。
自然分娩に向けての体づくり、気持ちづくりをしていくための関わりをしていきます。
妊娠中からご自分の描くバースプランについて外来やクラスなどからイメージを膨らませ、スタッフと共有し、話し合いながら、皆さんにとっての自分らしいお産を考えていきます。
出産は助産師が中心となって寄り添い、見守ります。
経過に問題がない場合、医療介入はありません。
もちろん、経過中やその後の異常が予測される場合など何かあれば医師と相談しながら、必要時にはご本人やご家族に説明させていただき、帝王切開をはじめとする医療介入をさせていただきます。
妊娠・出産の対応は、各種ガイドライン※に沿って適切に行います。
※ 産婦人科診療ガイドライン、助産業務ガイドラインなど
出産時には、和室・分娩台での出産が可能で、ご自分が立ち会ってほしいと思われる方に立ち会っていただけます。
出産後は、早期母子接触、早期直接母乳を行っていきます。
ご家族にとって大切な時間となるよう、お母さんと赤ちゃんを中心に、赤ちゃんの匂いやぬくもり、新しく生まれた命に向き合う気持ちを感じながら過ごしていただきたいと思います。
お部屋に戻ってからは母子同室・母乳育児を通して、育児技術の習得のサポートや母体の回復を図る関わりをしていきます。
お産後は、母子同室で過ごします。
産後お疲れであったり、不安があったりすると思いますが、スタッフが丁寧にサポートしながら赤ちゃんとの大切な時間を過ごしていただきます。
リラックスした雰囲気の中、お母さんの体力回復を図りながら、無理のない授乳指導をさせていただき、赤ちゃんとの生活が楽しくなるような育児のコツなどお伝えしていきます。
お母さんの体調によっては赤ちゃんをお預かりすることも出来ますので、遠慮なく看護スタッフにご相談ください。
おひとりおひとりが笑顔で帰宅していただけるように、そして、退院後に安心して育児ができるように、育児技術の習得をサポートし、退院後の赤ちゃんとの生活への不安にもスタッフが細やかに対応させていただきます。
出産後の疲れを癒していただけるよう、栄養と素材にこだわったお食事を提供しています。